梨花女子大学(2016年8月) - 日本語・日本文化学類 筑波大学 人文・文化学群

異文化交流
International Exchange

海外レポートOverseas Report

梨花女子大学(2016年8月)

2016/08/22 韓国 武本花奈

여러분,안녕하세요! (皆さん、こんにちは!)日本ではやっと夏休みがはじまったようですね。私の夏休みはもう半分以上終わってしまいました。春学期が終わって、夏休みを過ごし、たくさんの出会いと別れを経験したと思います。まず、春学期が終わったことで、今まで当たり前に会えた友達が故郷に帰ってしまい、とてもさみしかったです。私が悩んでいたときにアドバイスをくれた中国人の언니(お姉さん)と別れるときは思わず泣いてしまいました。

【韓国語の授業を受けていた友達とfarewell party】
【韓国語の授業を受けていた友達とfarewell party】

別れを惜しむ間もなく、夏休みの特別短期プログラム1(一か月)が始まりました。英語の授業と韓国語の授業をとったのですが、英語の授業が本当に難しかったです。海外の大学から招致した教授による「Asian Culture and Thought」という授業だったのですが、アメリカの大学に通っている人も多く、みんな英語がとても流ちょうで驚きました。毎日15ページの論文を読み、その内容についてディスカッションするという授業だったのですが、私にとってかなりハードでした。まず論文を読むのに一苦労し、ディスカッションのときも聞き取れない部分も多く、うなずくしかできない時もありました。悔しかったですね(笑)はじめの一週間はなんとかくらいついていましたが、途中であきらめてしまいました。しかし、先生のご厚意によりもう一度挑戦し、アメリカ人と中国人の方とプレゼンテーションをできたのはいい経験でした。自分がいかに英語ができないのか、また日本に関する話題が出ても説明できない、意見できないことがとても悔しくて、もっと頑張ろうと思えたいい機会でした。英語の代わりに、韓国語で色んな国の人と話せたのはとても良い点でした。新しく来たルームメイトはアメリカ人と韓国人のハーフで韓国語がとても上手だったので、毎日韓国語で話もできて、仲良くなれて楽しかったです。韓国語の授業でもシンガポールの方やマレーシアの方、香港の方と仲良くなれて、一緒に写真を撮ったり、食事をしたりしました。韓国語の実力も少しは伸びて、前よりは相手の言っていることが聞き取れるようになり、自分の言いたいことが言えるようになりました。韓国語で違う国の人たちと話すのはとても楽しく、一か月はあっという間に過ぎてしまいました。もっと一緒に勉強したかったのに、プログラムが終わり故郷に帰ってしまったのはとても残念です。また、どこかで会えたらいいなと思います。

【文化体験での韓服体験】
【文化体験での韓服体験】

二週間休みがあり、また夏の特別短期プログラム2(2週間)が始まりました。二つ目のプログラムでは、韓国語の授業が午前中にあり、午後に文化体験があります。授業では韓国語がとても上手な外国人たちと、最近のニュースについて韓国語で議論するのは難しいところもありますが、楽しくやりがいを感じます。最近韓国語の勉強がとっても楽しくなってきました。もっと自然に、韓国人のように話せるようになるにはまだまだ遠いですが、一生懸命勉強して、ネイティブのように話せるようになりたいです。文化体験では毎日、違った韓国の文化を楽しく体験できるため、いい経験になりそうです。

【デモに関連する張り紙】
【デモに関連する張り紙】

また、最近梨花女子大では学生たちがデモをしています。私はこのような大きな学生運動をはじめて見たため、その迫力に驚くばかりです。キャンパス内にはデモに関する張り紙であふれています。はじめはそこまで大きなものではなかったのですが、学校側がデモをしずめるために警察を1600名動員したことで、国が注目する大きいデモとなっています。今後どうなっていくのか気になります。では、まだまだ暑い日が続きますが、頑張っていきましょう!화이팅! (ファイト!)

  • ホーム › 
  • 梨花女子大学(2016年8月)

ページ上部へ