カ・フォスカリ大学(2016年10月) - 日本語・日本文化学類 筑波大学 人文・文化学群

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カ・フォスカリ大学(2016年10月)

2016/12/16 イタリア 星野孝志
Ca' Foscari 01

ベネチアに来てから、もう1か月になりました。
来た当初は半そで短パンの人が街を埋め尽くしていたのですが、今ではコートを着込む人が大半を占めるほど寒くなってきました。私も急いで冬物の服をそろえたところです。
寮にはキッチンが無く、日々の食事に苦労しています。また、登録したはずのイタリア語の授業が取れておらず、抗議のメールを送ってもダメでした。
まだイタリア語が喋れないので英語を使うのですが、現地の人に嫌な顔をされることもあります。ある程度覚悟していたとはいえ、四苦八苦しながら生活しているのが実情です。

Ca' Foscari 02

それでも、ときどきある楽しい出来事を糧に過ごしています。
先日、日本語を勉強しているイタリア人と留学生の日本人の交流会がありました。
「日本の~に行ってすごく楽しかった」「寿司が大好きだ」「日本のこんなアニメが好きだ」という話題が多く上がり、日本に対してとても好意的に思っている人がほとんどで、とてもうれしいと感じました。
また、毎週出ている日本語の自由会話の授業で、イタリア人学生と日本またはイタリアに関することであれやこれやと話をするのはすごく楽しいです。
同じ寮の仲間でたまにフットサルをするのも楽しみの一つです。

Ca' Foscari 03
授業も一日に1,2コマと少なく、日本にいたころに比べてかなり穏やかな時間を過ごしており、勉強にもそれ以外のことにも十分な時間が使えると感じています。
近々、イタリア国内でどこかに旅行しに行こうと考えています。時間の許す限り、様々な体験をして、自分の成長につなげていけるように奮闘するつもりです。
そして、全力で楽しもうと思います。


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