チャンタブリー県シーヤーヌソーン校(2019年10月) - 日本語・日本文化学類 筑波大学 人文・文化学群

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チャンタブリー県シーヤーヌソーン校(2019年10月)

2019/10/21 タイ 大竹春菜

サワディーカ!(タイ語で「こんにちは」という意味です)
今年3月に日日を卒業した大竹春菜です。

優しくてかわいい生徒
写真:優しくてかわいい生徒

今年の5月から、国際交流基金の「日本語パートナーズ」という派遣プログラムに参加し、日本語パートナーズのタイ7期として、タイ東部にあるチャンタブリー県で活動しています。

今はちょうど10か月の任期の半分が過ぎたところです。
海外レポートを通して、日本語パートナーズとしての業務や、私のタイでの生活について紹介します。よろしくお願いします!

毎朝外で朝礼があります
写真:毎朝外で朝礼

「日本語パートナーズ」は、アジア諸国の中等教育機関に日本語の先生のアシスタントとして入って、日本語や日本文化の授業のサポートをします。

あくまでもアシスタント。ひとりで日本語を教えることはないので、日本語教育に関する資格や経験、語学力が求められない、はじめての海外生活や日本語教育現場体験にもってこいのプログラムだなと思っています。

私は、タイのチャンタブリー県にあるシーヤーヌソーン校という中高一貫校で活動しています。
シーヤーヌソーン校には、中学1年生から高校3年生まで約3,000人の生徒がいて、そのうち約400人が日本語を勉強しています。

私は、日本語専攻の高校1~3年生のクラスでアシスタントを務めています。授業は1コマ50分。私は週15コマ(1日2~5コマ)の授業に入っています。

日本語の授業の様子
写真:日本語の授業

授業は、タイ人の先生とのティームティーチングです。

タイ人の先生がタイ語で説明して、私はモデル発音をしたり、机間巡視(机の間を歩いて回ること)をしながら生徒の日本語をチェックしたり、会話練習の相手をしたりしています。

たまにですが文化紹介をする機会があると、私がメインで活動を進めます。
授業以外の時間は、職員室で掲示物や文化紹介の準備をしたり、宿題やテストのチェックを手伝ったり、先生方と話したりしていることが多いです。

大好きな先生方とのランチ
写真:先生方とランチ

私は日本語の先生方と英語科の先生方に仲良くしていただいていて、毎日、一緒にご飯を食べに行ったり、カフェに行ったりします。
先生方とはいつもタイ語で話すので、徐々にタイ語での会話もできるようになってきました。

先生方は本当に優しくて、先生方と一緒にいると、タイでたくさんのお姉さんができたような気分になります。

以上、私のタイでの生活について、簡単にですが紹介させていただきました。

Facebookやインスタグラムでもタイでの活動について投稿しているので、日本語パートナーズや東南アジアでの生活に興味がある方がいたら、ぜひ見てみてください。

チャンタブリーもとても魅力的なところなので、また海外レポートでご紹介できればと思っています。

ありがとうございました!


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