日本語・日本文化学類とは?
What is "Nichi-Nichi"?

イベント当日レポートreport

授業・実習

2024/3/16 第4回 en nichi セミナー

地域社会や多文化共生課題に関心のある学生・院生・教員による団体「en nichi」の主催で、ランチトーク・イベントを行いました。
ゲストとして、日日学類2012年度卒業生で、現在はJICEに勤務し、地域の外国人住民への教育支援事業に携わっている江原真実さん、元筑波大学職員で在留外国人のための通訳・翻訳業務などで活躍しておられる隅田詩織さんに、お話をいただきました。みんなで作ったランチを囲んで、卒論や修論などの研究活動で得た知見や、日々の社会実践での想いを分かち合いました。

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2024/2/7 2年生「総合演習導入」

日日学類2年生を対象として、卒業論文作成に向けての問題発見のあり方を学ぶ「総合演習導入」を1限~6限にわたって実施しました。

言語や文化に関するテーマごとの教室に分かれ、現時点で関心のある問題について、教員からのアドバイスをもとに考えていきました。6限の時間帯には2年生全体で集まり、これまでの学習の振り返りを行ったうえで、教員との個別面談を行いました。

4月からは、卒論のテーマによってグループ分けされた「総合演習」の授業が始まります。興味のある事柄への理解を深め、そのための研究方法を身に付けていってください。

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2024/2/5 小美玉市国際交流協会との交流会

日本語・日本文化学類の授業「外国人児童生徒支援実習」の見学に、小美玉市国際交流協会の方々15名が来訪されました。

学生から、外国にルーツを持つ子どもたちとのオンライン日本語学習支援の活動の様子や、学生どうしの研修、中学校との連携の仕組みについて紹介したあと、小美玉市国際交流協会の会員の方々と、地域に暮らす外国人住民との交流や言語サポートについて意見交換をしました。

長年、地域で教育や子どもたちの支援に尽力されてきた方々のお話を聞き、今後も地域社会と大学との連携をいっそう充実させていく必要があると感じました。小美玉市のみなさま、ありがとうございました。
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2024/1/27, 2/3 日本語・日本文化共同研究IV

日本語・日本文化学類の授業「日本語・日本文化共同研究IV」で、講師の豊田紘子先生と一緒に学生・留学生20名が巡見に出かけました。

1月27日は、つくばセンタービルから公務員宿舎を歩き、研究学園都市の開発から50年間の足跡をたどりました。その後、妻木集落内をめぐり、ムラの生活空間と経済活動の推移を学んだのち、満州引揚者の入植地、松美坪へと歩きました。

2月3日は、新宿花園神社を出発し、新宿2丁目や新宿ゴールデン街から歌舞伎町まで歩き、甲州街道を中心に発達したマチの戦前・戦後の歴史と、日本有数の「盛り場」の現在の姿を観察しました。また、マルチ・エスニック・タウンとなった新大久保で昼食をとった後、戦中、日本陸軍の学校等があった台地に開発された戸山団地で解散しました。

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2024/1/31 2023年度卒業論文口頭試問

1月31日に日日学類4年生の卒業論文口頭試問が対面で開催されました。4年間の学びの集大成である卒業論文について発表を行い、主指導・副指導の教員を中心に質疑応答が行われました。

関心のあるテーマを深く掘り下げ、考察し、論文のかたちにまとめることができたでしょうか。4年生の意欲的な取り組みは、参加した後輩のみなさんにとっても大きな刺激になったことと思います。

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2023/11/26 外国ルーツの子どもたちのためのワンデイキャンプ

日本語・日本文化学類の高大連携企画で、外国にルーツを持つ子どもたちのためのワンデイキャンプを実施しました。「外国人児童生徒支援実習」(オンライン日本語支援活動)で日本語サポーターをしている学生有志による企画で、茨城県の中学校・高校で日本語を学んでいる生徒20名が県内各地域から集まりました。

午前中は筑波実験植物園のご協力で、熱帯植物資源温室での探索活動を行いました。身近な食品の原料になっている植物を探し、観察記録をもとにみんなでクイズを作りました。ふだん見慣れた食材でも、もとの植物の姿は初めて見るものばかりで、みんな興味津々の様子でした。植物園の園長、みなさま、大変ありがとうございました!

午後はグローバル・ヴィレッジで、スライム作りや割り箸鉄砲、白玉団子作りなどの体験学習を行いました。子どもたち同士、初めて出会う他校の生徒ともすぐに仲良くなり、日本語や母語でたくさんお話をすることができました。実施にご協力くださった各中学校の先生方、ありがとうございました!

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2023/10/4 卒業論文中間発表会

4年生の卒業論文中間発表会が対面で開催されました。研究の目的や論文構成、進捗状況を発表し、緊張感のあるなかで活発な質疑応答が行われました。3年生も自身の研究テーマに近い先輩の発表を見学し、卒業論文の提出に向けた取り組みを考える良い機会となったようです。 4年生の皆さん、12月の提出に向けて、計画的に執筆を進めていってください。
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2023/9/26-30 日本語談話研究フィールド実習

9月下旬、4泊5日の日程で「日本語談話研究フィールド実習」が行われました。昨年に引き続き、今年も大三島(愛媛県今治市)を訪問し、履修生13名が各地域で祭礼や生業、地域の暮らしの変化などに関する聞き取り活動を通じて、方言社会の実態を調査しました。
今年は特に、肥海地区、宮浦地区、井口地区の祭礼の準備に参加させていただき、地域社会における祭礼行事の継承とともに、世代間でやり取りされることばの動態を学ばせていただくなど、実り多い実習となりました。大三島の皆さん、本当にありがとうございました。

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2023/8/29-9/1 文化の伝流と複合実習

専門科目(日本文化)の一つである「文化の伝流と複合実習」の一環として、奈良の寺社をめぐる実習を行いました。今回は、東大寺・法隆寺・興福寺・元興寺を中心にめぐり、また、奈良国立博物館では、学芸部長の吉澤悟先生に特別展「聖地 南山城―奈良と京都を結ぶ祈りの至宝―」をご案内いただきました。
平安時代後期の巡礼記である、大江親通『七大寺巡礼私記』に記載された寺社の様子と現在の様子とを対照させながら、文化が伝承・変容する様相を実地で学んだ4日間となりました。

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2023/8/1-23 日本語教育実習

8月の夏休みの期間、茨城県立結城第一高等学校で、外国にルーツのある生徒のためのサマースクールとして「日本語教育実習」が行われました。6月から何度か学校を訪問し、生徒との交流の中で準備を進め、13名の実習生と他学類の有志学生とで協力をしてサマースクールの実施にあたりました。
サマースクールでは、主に初級クラスの日本語授業と、結城のまちのフィールドワークプロジェクトを実施しました。結城市でコミュニティスペースを運営するyuinowa、NPOセンターコモンズのご協力を得て、酒造所、菓子舗、味噌醸造所等に高校生と一緒に訪問してインタビューを行い、成果をビデオにして発表しました。6日間、外国にルーツのある生徒たちとともに日本語を学び、協働学習を進める中で、高校生にとって必要な日本語学習のあり方や、学習支援・キャリア支援の難しさについて理解を深める機会となりました。
結城一高の生徒の皆さん、先生方、本当にありがとうございました。


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