教員の紹介Faculty

渡部 宏樹Watabe Kohki
- 人文社会系(国際日本研究専攻)助教
- 映画メディア研究
Cinema and Media Studies
主な担当授業
専門英語
研究分野の紹介

私の研究分野は資本主義社会における文化と芸術です。
20世紀は映画の世紀と言われることが多いのですが、この映画というメディアに顕著なように、現代においては私たちの情動や世界の認識は商品としてパッケージ化された文化と不可分となっています。
映画に限らず、19世紀のアメリカのサーカスや通信販売のカタログから21世紀のVR技術や日本のオンライン同人文化まで、様々なメディアを通した人間の文化活動とその政治性や倫理性について研究しています。
研究業績
- "Cinematic Suture and Panoramic Stitch: Subject Formation in Immersive Virtual Reality," in International Panorama Council Journal, Vol.1, pp.59-65, 2018.
- Watabe Kohki and Abe Yasuhito, "Pixiv as a Contested Artistic Online Space in-between Gift and Commercial Economies in an Age of Participatory Culture," in Electronic Journal of Contemporary Japanese Studies, Vol.16, No.3, December 26, 2016.
- 「マーク・スタインバーグ『アニメのメディア・ミックス』書評:北米におけるフィルム・スタディーズとアニメ・漫画研究」(大塚英志編『TOBIO Critiques #1』太田出版、49〜62頁)、2015年。
メッセージ

資本主義経済という条件の中で、私たちはどのような生を生きさせられている/生きることができるのでしょうか?
そして現在、過去、未来の日本と日本文化はどのように我々の生を形作っているのでしょうか?
例えば、AKBグループが「総選挙」という形でファンのエネルギーを可視化するとき、それは人々の社会参加や政治参加の可能性を活発化するものなのでしょうか?
あるいは、単にファンの持っているお金と時間を搾取し、民主主義という制度を形骸化させるものなのでしょうか?
こういったことを一緒に考えましょう。
