教員の紹介Faculty

谷口 孝介TANIGUCHI Kousuke
- 人文社会系(文芸・言語専攻)教授
- 日本文学
Japanese literature
主な担当授業
文化の伝流と複合実習、中国文学と日本文学(同演習) など
研究分野の紹介

律令制時代を中心とした日本古代の文化状況について、中国文明との関わりの中で生成する様相を究明している。なかでも菅原道真の作品は、当時の文化状況を総体として表現したもので、その読解により史料のみからでは知り得ない〈知〉の在りようを追究しうると考えている。
研究業績
- 『菅原道真の詩と学問』(塙書房、2006)
詩を作ることが歴史を記録することであり、そのことがとりもなおさず政事の枢要であるという律令的思惟を象る。
これまで指導した主な卒業論文
- 『古今和歌集』雪歌の表現の特徴
- 笠女郎相聞歌の方法―空間表現による具象化―
- 『伊勢物語』英訳の方法
- 『伊勢物語』における和歌と語りの関係性について
- 坂口安吾の「ふるさと」と「堕落」
- 上代文学における大津皇子像
メッセージ

学生時代にジャック・デリダの『グラマトロジーについて』を耽読したことと、蓮實重彦の映画論に心酔していたことが、現在のわたしの研究の姿勢を形成しているとつくづくと実感します。その姿勢をひとことで言えば、文学研究においてライブ感覚を重視すること。いまここでの実感を研究に反映させるよう努めることにあると思います。
